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サッカー国際大会のベット法を考える
サッカー国際大会 予想の仕方
サッカーは、国と国との闘いをかけた国際大会が開催されています。主要なものでは、4年に1度のワールドカップ、同じくオリンピックサッカー競技、主要大陸間の大会である、欧州選手権、南米選手権、アジアカップなどがあります。もちろん、最近ではなでしこジャパンの活躍などにより、女子も注目度が上がっています。
これら、主要な国別の国際大会において、的中するような予想の賭け方について述べてみたいと思います。
グループリーグ
いわゆる予選リーグは、出場チームを4チームずつに分けて総当たりのリーグ戦を行い、決勝Tや二次ラウンドへ進出するチームを決めるものです。
このリーグは、上位2チームが進出できたり、それプラス全グループ中の3位のチームの中から成績の良かった何チームかが進出できたりします。
実際の例
実際の例で説明をしましょう。世界最高峰の大会とも言われている欧州の国々が対戦する欧州選手権です。今回はフランスで開催されたEURO2016のグループリーグについて考えてみます。
今大会より参加チームが16から24チームに増え、ベットしやすくなりました。
■グループA | ■グループD |
フランス(7大会連続9回目) | スペイン(6大会連続10回目) |
ルーマニア(2大会ぶり5回目) | チェコ(6大会連続9回目) |
アルバニア(初出場) | トルコ(2大会ぶり4回目) |
スイス(2大会ぶり4回目) | クロアチア(4大会連続5回目) |
■グループB | ■グループE |
イングランド(2大会連続9回目) | ベルギー(4大会ぶり5回目) |
ロシア(4大会連続11回目) | イタリア(6大会連続9回目) |
ウェールズ(初出場) | アイルランド(2大会連続3回目) |
スロヴァキア(初出場) | スウェーデン(5大会連続6回目) |
■グループC | ■グループF |
ドイツ(12大会連続12回目) | ポルトガル(6大会連続7回目) |
ウクライナ(2大会連続2回目) | アイスランド(初出場) |
ポーランド(3大会連続3回目) | オーストリア(2大会ぶり2回目) |
北アイルランド(初出場) | ハンガリー(11大会ぶり3回目) |
グループリーグでのベットは、比較的予想が付けやすい試合があります。その対戦を逃すことなくベットすることが必要です。各グループ4チームは抽選によって決められますが、優勝候補同士が当たらないよう振り分けて抽選が行われます。そういったことから各グループにおけるチームの特徴が見えてきます。
以下の3つのセクションに分けていきます。この分け方はあくまでも管理人の主観によるものです。
Aのセクション-優勝候補となる国
ドイツ、フランス、スペイン、イングランド、イタリア、ベルギー、ポルトガル、クロアチア
Bのセクション-実力がある国
オーストリア、ポーランド、ウェールズ、スイス、チェコ、トルコ、ロシア、アイスランド
Cのセクション-ややレベルが落ちる国
アイルランド、ウクライナ、スウェーデン、スロバキア、ルーマニア、ハンガリー、北アイルランド、アルバニア
これは、ブックメーカーのオッズを参考にしています。例えば第1戦フランスvsルーマニアで考えてみます。セクションで行くとフランスはA、ルーマニアはCとなっています。なので当然フランスの勝利にシングルベットし、確実に狙いに行きます。ただし、フランスのオッズは1.33と低いので、的中した場合、$10ベットで$3.3の賞金しかありません。
そういったことから、$100などベット額を増やして$30~$40の賞金を獲得するようにします。このベット法はかなりの確率で獲れるケースが多くなります。
実力差はもちろんですが、状況により勝敗が大きく入れ替わるケースがあります。地元開催のハンディがあるのか無いのか?。試合会場の天候はどうなのか?。主力選手の状態はどうなのか?。予選リーグ何試合目か?。勝ち点の状況は?・・・などなど、多くの要素が重なり合って結果に影響してきます。この状況を知ることでベットの仕方が違ってくるのです。
チームの置かれた状況で判断
判断する材料で一番重要とすべきはそのチームの置かれた状況です。
例えばグループEの2戦目ベルギーvsアイルランド戦にベットするとします。上のセクションを当てはめるとベルギー=A、アイルランド=Cになり、オッズはベルギー1.67に対し、アイルランドは5.24と当然ベルギーのオッズは低くなります。ただ勝つ確率からするとちょっと弱い部分があります。確率が高い国のオッズなら1.22とか1.33など、より低いオッズとなるからです。
1戦目、イタリアに0-2で敗戦したベルギーは、死のパートといわれるグループEを抜け出すためには、負けるとアトがない状況に陥ります。そういった状況の中で闘うことはよりモチベーションが高まり、絶対に負けられない試合となるのです。
相手のアイルランドは1戦目引き分けで勝ち点1です。勝ち点0のベルギーよりも心理的要素は少し余裕があります。その点を考慮し、1.67とそんなにオッズは高くはないのですが、ベルギーの勝利にベットする判断をくだします。
実際の試合は
以下は実際にベルギーにベットした結果です。試合は3-0でベルギーの勝利。ようやくFIFAランク世界2位というその実力を見せつけました。この勝利でリズムに乗ってくると思われます。
次にグループA フランスvsスイス戦(共に3試合目)へベットします。既にGL突破を決めているフランスと勝ち点4の2位にいるスイス。スイスがGL突破をするためには勝ち点5以上が必要となり、引分け狙いも考えられます。それは他の2チームであるルーマニアvsアルバニア戦においてどちらが勝利しても勝ち点5には行けません。ということから、フランスもドローでもグループトップになることでお互いの思惑が合致することになり、無理にリスクを冒すことを避け、引分けを予想してベットすることにします。
実際の試合は
格上のフランスは第2戦の先発から5名を入れ替えたこともあり、お互い膠着状態が続き、0-0のドローとなりました。予想結果は見事に当たりました。
決勝トーナメント
決勝トーナメントからは、ノックアウト制の一発勝負となり、負けたら終わりです。しかも進出チームはGLよりも力の拮抗したチーム同士の対戦が多く、GLよりも予想が外れるケースが結構あり、予想が難しくなるようです。
そこで決勝トーナメントでのベットはより確実性の高い試合しかベットしないようにしたいものです。もちろん、あなたのお気に入りのチームへ応援を兼ねてベットするのは構いませんが、より賞金を得たいのなら、GLよりも慎重にベットすることになります。
チームコンディションが結果に影響!
決勝Tからは4試合目となり各チームのコンディションが大きく影響してきます。日本代表も過去に移動時間を考えた宿泊地の選定などに苦慮しましたが、選手のパフォーマンスを維持させるためには、疲労をできるだけ残さないような配慮が必要です。
また現地の天候(温度・湿度など)も左右します。欧州選手権は国が密集した欧州内の大会ですから、移動はあまりありませんが、W杯や、五輪サッカー競技、アジアカップなどは長い距離での移動があり、このことも考慮する必要があります。
さらにチームの平均年齢も考慮しなければなりません。ベテランが多く在籍し、高齢化したチームでは、疲労度が増すほどパフォーマンスが落ちてきます。特に夏場の大会や、熱帯気候等の国で開催される大会など、サッカーは後半の40分過ぎに得点するケースも多く、延長戦となると、その差が顕著になるケースもあります。
引分けの可能性が高くなる!
グループステージでは、特に最後の3試合目で次のステージ進出が決まるケースとなり、勝ち点3を必要とするチームが多くなるため、必然的に引分けの試合が少なくなります。決勝Tではノックアウトステージのためと、力の拮抗したチーム同士の闘いとなるため、その結果引分けの試合が増えてくる傾向にあるのです。
ブックメーカーのオッズは引分けの条件が良い?!
ブックメーカーのオッズは、このような傾向が考慮されていないようなので、オッズの条件がよいゲームなどもあり、ギャンブル性の高いのが決勝Tと言えそうです。
GLの結果と状況から判断する!
経験値から判断すると、難しいのが正直なところですが、Aのセクションチームのうち、GLの成績とチーム状況から本命に近いチームの勝利にベットすることになります。
また、リスク回避の方法として、決勝Tは引分けにもベットするという方法があります。それだけベット額は増えますが、確実性を狙う点では無難な方法と言えるでしょう。
選択肢が広がる決勝トーナメント
決勝トーナメントは次戦進出を決めるノックアウト制なので、どちらかが勝利するので簡単なようですが、サッカーベットの場合、90分での結果をまず予想しなければなりません。そして引分けなら延長戦、それでも勝敗が決しなければPK戦となり、それぞれベットしなければならないのです。選択の幅が広がり、予想がそれだけ難しいということになります。
グループリーグから戦略を変える
グループリーグは、延長戦がないので、90分の結果だけを予想すればよいのですが、決勝Tはそのようなわけにはいきません。ここは違う角度で予想を立てることになります。例えば相手が格上のチームと対戦する場合、引分け狙いのPK戦で勝負というチームも出てきます。
また、優勝候補のチームは、90分で決着を付け、選手の疲労度を極力軽減させたいのです。それは13~15日間で決勝まで4試合を戦わなければならないからです。GLまでのチーム状態、対戦するチームの実力差なども考慮しながらベットしていきます。
ベット方法を考える-リスクヘッジの考え方
決勝Tからは、シングルベットだけでは難しいものがあります。それは90分での予想も含め、引分け延長も考えられます。
そのため、実力差があるチームでも延長・PK戦になる可能性があるので、リスクを分散してベットするという方法をとります。
例えば90分での試合と延長での試合、そしてPKまでを分散してベットする方法があります。分散なので一つのベットに大きな金額をベットすることを避け、少額で分散してベットすることになります。
トータルで考える
分散したベット法は、そのうちの一つが的中するというベット法ですが、ベットした金額より、的中した賞金が低いとマイナスになり、あまり意味をなしません。
シミュレーションをし、プラスになるようなベットをすることが必要です。ただし、オッズが低いものだと、あまり利益が出ないようです。全てが当たらないというリスクはありますが、オッズが高いスコアベットなどで勝負していく方法も考えられます。
EURO2016決勝T フランスvsアイルランド戦で考えてみます。アイルランドの勝利はないとみて、フランスの勝利に$90(オッズ1.44)、引分けに$30(オッズ4.00)シングルベットしたとします。フランス勝利で$9.6、引分けで0という配当で、どちらもマイナスにはなりませんが、面白みに欠けるベットとなります。
EURO2016決勝T イタリアvsスペインという注目の一戦です。オッズはイタリア4.20に対しスペイン2.15と有利ですが、試合巧者イタリアは侮れません。伯仲した試合を予想し、イタリアの勝利なら1-0、スペインの勝利なら2-1、引分けなら1-1とスコアベットでリスクを分散したベット法です。
もちろん、スコアベットなので、スコア予想が外れることは充分考えられますが、$5ずつベットした場合、トータル$15なので、リスクを低く抑えることができます。逆にどれかが的中した場合のリターンは大きく、面白いベットができます。
特に実際のゲームをライブで観る場合、得点シーンにハラハラドキドキ感があり、楽しく遊べますよ!。
まとめ
今までのベット法についてまとめてみました。
主要な国際大会では賞金を狙える可能性が高い!
グループリーグでの賞金を狙え!
グループリーグでのセクション分けを行う(A~C)
2戦目、3戦目はチームの状況を分析して、確率の高いゲームにベット!
決勝トーナメントは引分けの比率が高くなる傾向
決勝トーナメントは分散したベットでリスク回避を
全てのゲームにおいてチームコンディションを把握する!
高い還元率
ブックメーカーの還元率(ペイアウト率)は
ブックメーカーの還元率(ペイアウト率)は日本のギャンブルとは比べものになりません。
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